ポケカ

『ポケカ環境考察:オーロラドータクンVバレット』

2021年3月19日発売の「双璧のファイター」発売後の環境考察についてを書かせていただきました。

メタルソーサー」という恵まれたサポートを使用したバレットデッキを作成しました。
ドータクンを使用してエネルギーを分散、集中したりして、相手の弱点をピンポイントで突いて倒すことができるデッキです。

相手によって使うカードを厳選する必要があるため、プレイングを重ねていくことで強さを発揮するデッキタイプですが、使い方によっては幅広く勝利を収めることのできる、かなり安定しています。

ドータクンの特性≪メタルトランス≫で鋼エネルギー・オーロラエネルギーをいろいろなVポケモンに移動させて、相手の弱点を臨機応変に使っていくデッキとなっています。
ドータクンが狩られたとしても、ザシアンVだけでも戦っていけるくらいの高いポテンシャルがあります!
一度ダメージを負ったポケモンは、エネルギーをすべて移動して、上手にリスク分散を行って立ち回ると、相手はかなりやりづらいと思います。

立ち回りや採用カードについて、考察していきたいと思います。サンプルデッキは↓

環境に強い理由

  1. 三神ザシアン
    三神ザシアンに対して、必ずしも有利をとれるデッキはやっぱり「無い」です。
    突破口としてはよく知られている2パターンがあります。

    ➀三神に「オルタ―ジェネシスGX」を言わせない。(エネ破壊)
    ➁「オルタ―ジェネシス」を言ったターンに三神を倒す。


    ドータクンバレットで狙うべきは「➀」です。
    正確に言うと、オルタ―ジェネシス発動後にルカリオ&メルメタルの「フルメタルウォールGX」を宣言するか、相手より先に「オルタ―ジェネシスGX」を宣言するかになるかと思います。
    どちらを宣言したとしても、その後の動きはザシアンVキュウコンVで戦っていくように意識していくことが重要です。
    タフネスマントもザシアンV、キュウコンVに貼るようにしてください。(クロバットにも装備させてください。)


  2. 連撃、一撃ウーラオス
    アメイジングザシアン

    一撃、連撃ともに、キーカードとなるのは『非エクのザシアン』す。一撃連撃ウーラオスともに確定で気絶させることができます。
    最初はザシアンV、キュウコンV等でサイドを先行し、フィニッシャーとして非エクのザシアンを使用することが理想の立ち回りとなります。
    可能であれば「オルタ―ジェネシスGX」を序盤から狙いに行くことも有効ですが、一撃対面だと返しのターンで倒される可能性が高いです。状況に応じで打つか打たないかを判断する必要があります。


  3. 各デッキへの立ち回り

    キュウコンV
    対:三神ザシアン、アーマーガアVmax、モクナシゴリランダー

    キュウコンVは三神ザシアン、アーマーガアVmax、モクナシゴリランダーなどの弱点を突ける優秀な一枚です。
    技「きゅうびへんげ」は一撃、連撃ウーラオスの技をコピーしたり、ビクティニVに一方的なダメージを与えらたりと、幅広くかなり使い勝手のいい技です。
    技「かえんほうしゃ」も180打点となかなかの火力を出せるため、こちらも優秀な技です。

    ミロカロスV
    対:ビクティニVmax、マルヤクデVmax、その他炎デッキ

    ×ビクティニVmaxの逃げエネ➁=110×2=220
    ◎マルヤクデVmaxの逃げエネ③=160×2=320
    ◎レシリザ逃げエネ➂=160×2=320

    マルヤクデ、レシリザはHPの補正がなければ一撃で倒すことができますが、ビクティニは十分な打点が出ず、逆にVポケモンが大量に狩られる可能性があります。
    このデッキの天敵はビクティニVmaxです。
    ビクティニVmaxを一撃で倒すためには『オルタ―ジェネシスGX』発動後の『ヒプノスプラッシュ』で一撃で倒すことが可能です。
    三神→ミロカロスV→ミロカロスVとつなげるように意識しましょう。メタモンの変身先はミロカロスVで決まりです!

    ドサイドンV・ガラルサンダーV】
    対:ムゲンダイナVmax

    3/19発売の「双璧のファイター」に収録されている「ガラルサンダーV」との選択です。
    特別な理由がない限り、ガラルサンダーVを使用する方がいいと思いますが、差別化としてドサイドンVにはエネ破壊技があることが優秀です。
    三神対面で後攻2ターン目からエネ破壊できる可能性は低いですが、ドリルライナーはダメージも優秀ですので一択とはなりません。環境によっての使い分けが重要です。

    クワガノンV
    対:マッドパーティー

    非エクデッキや、マッドパーティなどの小型デッキに対して脅威となるカードです。ドータクンが進化するまでの時間稼ぎとしても十分に役に立ちます。
    三神に対してパラライズボルト50点→ブレイブキャリバー230点で気絶を狙えるため、立ち回りの選択肢の幅を広げます。
    基本的にどのデッキに対してもグッズロックは嫌な技です。
    序盤の立ち上がりや、中盤以降の立て直しとしても役に立つ技ですので、臨機応変に使用することで勝ち筋を生むことができます。

    メタモンV

    Vバレットの潤滑油として使用します。
    弱点を突くポケモンを2体分押し付けることで、相手にかなりつらい戦いを強いらせることができます。
    しかし「メタモンV」をベンチに置いたままにしておくと、三神の餌になってしまいますので十分注意を!

ここまで読んで頂いてありがとうございます。少しでもデッキ作成の参考になれば幸いです。

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