2021年4月23日発売の「白銀のランス・漆黒のガイスト」発売後の環境考察についてを書かせていただきました。
雪道ドラパルトVmax
新弾が発売されて、環境ががらりと変わりましたね!
「黒バドレックスが強い!」と言われていますが、実際の環境は、弱点のムゲンダイナに手も足も出ない状態です。
そんなムゲンダイナも「頂への雪道」に対してとても弱く、「これが一番強い!」が無いため、最高に楽しい環境です!!
そんな中で、メタをしっかり行えば相手を事故らせて楽に勝利することが可能では!? と考えて作成したデッキがコチラです!

タイトルの通り、ドラパルトVmaxです!!
メタゲームの頂点に君臨しているドラパルトVmaxですが、やっぱり今環境も強いです!
何といっても「頂への雪道」が採用できることが最大の強みですね
手も足もでなかった「ムゲンダイナ」にさらに勝ちやすくなる上に、万が一壊されたとしてもガラルサンダーVで攻撃することで圧倒することが出来ます。
クラッシュハンマーなどで攻撃させないようにしたり、ムゲンダイナVmaxへの対抗策が数多く出たことでかなり幅広く立ち回っていけます。
さらに「霧の水晶」という強いサーチカードもさらにドラパルトVmaxを強力にしています。
ドラパルトVmaxデッキの特徴として、採用エネルギーを絞る構築が多いです。
絞りすぎた結果「エネの手張りが出来ない…」なんてこともよくあります。。。
そんな状況一枚で解消できたり、相手のスタジアムを壊したいときにマーシャドーをサーチしてスタジアムを破壊できたりと、かなり優秀なカードです。
それでは早速採用カードの考察を行っていきます。↓
採用カード考察
【ドラパルトV・ドラパルトVmax】
「アサルトジェット」、「ひきさく」・「ダイファントム」どれをとっても優秀な技ばかりです
「アサルトジェット」は2エネで最大140点を出せる技で、相手のVmaxを倒せる場面で使えるとサイドレースを有利に進めることが出来ます。
「ひきさく」は、ジュナイパーなどのいわゆる詰みポケモンに対して、コンセプトを破壊する強技です。
ジュナイパーは切る人がおおいですが、そこを考えなくて済むのはありがたいですね
「ダイファントム」は2エネで合計180点出せる壊れ技です。やや打点が低いと思われがちですが無駄なく相手のHPを削ることができるため、そこまで高火力は必要ありません。(140にしてくれれば2回攻撃で三神倒せたんだけどなぁ…。))
【ガラルサンダーV】
いわずとしれた「ムゲンダイナ殺し」の異名を持つ鳥ですね。
ムゲンダイナ相手であれば、オーロラエネルギー1つで起動して丁度一撃でムゲンダイナを葬ってくれます。
最近はそれを警戒して、大きなお守りを採用している型が多いようですが、ドラパルトVmaxのばら撒きで落とせてしまうので問題ありません。
「頂への雪道」によって特性が縛られるため注意が必要です。マーシャドーを採用しているため、攻撃タイミングでスタジアムを壊してしまいましょう
【オーロット&ヨノワールGX】
ナイトウォッチャーに必要なエネルギーが超エネ➂と重たく、カラマネロがレギュ落ちした後は使われなくなっていたカードですが、今段の「クレセリア」の登場により再注目されているポケモンです。
ナイトウォッチャーは手札を2枚デッキに戻し、150点のダメージを与えるという子供が泣きそうな技です。。
さらにGXワザでは相手のバトル場のエネルギーをすべてトラッシュさせ、逃げられなかったら気絶するという頭のおかしな技となっています。
後攻1ターン目にクレセリアの「クレセントグロウ」で3エネルギーをベンチのオロヨノにつけることが出来れば、最高の立ち上がりだと言えます。
【クレセリア】
「超版のボルケニオン」と何度言われたか
後攻最初の番であれば、超エネルギーをデッキから3枚付けることが出来ます。(つけ先は1か所のみですので注意を!))
現環境は先行を取るデッキが多いため、かなり高頻度で後攻クレセントグロウを打つことが出来ます。
基本的には「オーロット&ヨノワールGX」にエネ加速することが理想ですが、ドラパルトVにエネルギーを加速する動きも弱いわけではありません。
ドラパルトVの逃げエネが1のため、逃げたとしても攻撃に必要なエネルギーを残したままの状態にできます
【霧の水晶】
超版のネットボール
冒頭でも記載した通り、エネルギーを持ってこられるため毎ターン手張りする確率が上がります。
必要なときにマーシャドーやサブアタッカーを持ってきたり、後攻クレセントグロウを打つためにクレセリアをサーチする手段としても使えます。
後攻クレセントグロウに必要なのは、①超エネルギー、②クレセリア、③入れ替え、➃エネつけ先の4枚です。霧の水晶で➀➁➂を代替えできるため、ほとんどの確率で成功できます。
【いかついメット】
だいぶいかついですね
書いてあることがとても強いです。
エネ割ドラパルトのお供になり得るグッズですね
ムゲンダイナが「いかついメット」付きのクレセリアを攻撃してエネを手札に戻す→クラッシュハンマーでエネを割る。
これだけでムゲンダイナが、次のターンに攻撃できる可能性をかなり下げることが出来ます。
さらに、連撃ウーラオスVmaxなどが「しっぷうづき」する場合でも、次の「キョダイレンゲキ」へ繋げさせない動きもできます。
【頂への雪道】
たった一行に込められた強い思い。
おたがいの場の「ルールを持つポケモン」の特性はすべてなくなる。
そういうこと。
【最後に】
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
雪道ドラパルトVmaxデッキはいかがだったでしょうか。
メタが好きな人は環境を読むのが得意な人です。強くなるためにはメタを握らなければいけない時があります!
今回の記事が皆様のデッキ作りの参考になれば幸いです。
前回の記事はコチラ➡『ポケカ環境考察:頂への雪道ビクティニVmaxデッキ考察』 | ポケカ環境考察:あと速 (atosoku.com)