今回の記事ではポケモンカードの対戦において重要な、相手のベンチポケモンをバトルポケモンと入れ替えることのできるカードをまとめています。
ただし、今回まとめているのはポケモンの特性やグッズ、サポートといった、自分のターンの途中で入れ替えられるカードのみです。
ポケモンの技の効果によって入れ替えられるものは除外しています。
〇入れ替えるベンチポケモンを相手が選択するカード
スイクン(いてつくすいりゅう)

進化段階:たね
対象:相手が選択する
条件:バトル場にいる
収録パック:強化拡張パック「迅雷スパーク」
ボルケニオン◇(ジェットほうすい)

進化段階:たね
対象:相手が選択する
条件:手札の水エネルギーを1枚トラッシュする
収録パック:拡張パック「タッグボルト」、ハイクラスパック「TAG TEAM GX タッグオールスターズ」
フィオネ(ひきよせのうず)

進化段階:たね
対象:相手が選択する
条件:①ベンチにいる
②特性使用後、ついている全てのカードをトラッシュし、山札の下に戻す
収録パック:強化拡張パック「リミックスバウト」
相手自身が対象を選択するとはいえ、相手の盤面に干渉できるのは要求札を増やさせることにも繋がるのでやはり強力。
最も環境で使用されているのはフィオネか。実質条件なしなのが強く、使用後山札に戻り、何度でも使いまわせる点も優秀。
〇入れ替えられるベンチポケモンに制限があるカード
タルップル(おいしいかおり)

進化段階:1進化
対象:たねポケモン
条件:コイントス成功
収録パック:強化拡張パック「VMAXライジング」
アリアドス

進化段階:1進化
対象:進化ポケモン
条件:手札から進化したとき
収録パック:拡張パック「ムゲンゾーン」
対象が限られるため、使用タイミングを見極めるのが難しい。
採用するデッキで、仮想敵デッキのどのポケモンをどのタイミングで引っぱり出すかを明確にしながら採用を検討するのが〇。
〇入れ替えるベンチポケモンを自分で選択できるカード
フシギバナ&ツタージャGX(かがやくつる)

進化段階:たね
対象:制限なし
条件:手札から草エネルギーをフシギバナ&ツタージャGXにつける
収録パック:強化拡張パック「リミックスバウト」
キュウコン(きゅうびのいざない)

進化段階:1進化
対象:制限なし
条件:自分の手札にある炎エネルギーを2枚トラッシュする
収録パック:拡張パック「タッグボルト」、ハイクラスパック「TAG TEAM GX タッグオールスターズ」
ボーマンダ(りゅうのかぜ)

進化段階:2進化
対象:制限なし
条件:バトル場にいる
収録パック:拡張パック「裂空のカリスマ」
ウツボット(かおりのわな)

進化段階:2進化
対象:制限なし
条件:コイントス成功
収録パック:強化拡張パック「チャンピオンロード」
対象が制限なしのため使うタイミングを選ばないのは優秀。
ただし、倒されるとサイドを3枚とられたり、手札のエネルギーを2枚トラッシュしなければならなかったり、2進化だったり、コイントスが必要だったりとどのカードもデメリットは重め。
炎タイプには巨大なかまどや炎の結晶といった強力な補助カードがあるので、キュウコンは比較的デメリットを気にせず使いやすい。
〇グッズで入れ替えられるカード
カスタムキャッチャー

対象:制限なし
条件:カスタムキャッチャーを2枚使用
収録パック:強化拡張パック「迅雷スパーク」、ハイクラスパック「TAG TEAM GX タッグオールスターズ」
対象が制限なしで、使用にあたってのデメリットがなく使いやすい。ただし、博士の研究やデデンネGXが多く採用される環境では手札に2枚揃えるのは多少難易度が高く、4枚採用するとなるとデッキスペースを大きく圧迫するので構築難易度が上がる。ブルーの探索と相性がよいためブルー型のデッキでは採用が検討される。
グレートキャッチャー

対象:ポケモンGX・EX
条件:手札を2枚トラッシュ
収録パック:強化拡張パック「リミックスバウト」
条件が手札2枚トラッシュのみなので、使用に対するハードルが低い。
対象がGX・EXに限られるため、VMAX環境に変わりつつある現環境では逆風だが、デデンネGXやオドリドリGX、シルヴァディGXなどはデッキの補助カードとしてまだまだ現役であり、対戦のフィニッシュのターゲットとして狙いやすい。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXを採用したデッキではデデンネGXをターゲットとすることが多いため、採用頻度が高い。
〇サポートで入れ替えられるカード
ボスの指令

対象:制限なし
条件:条件なし
収録パック:拡張パック「反逆クラッシュ」
現状、サポートで唯一、相手のベンチポケモンを引っぱり出せるカード。
サポートということもあり、対象は制限なしで使用にあたっての条件もないというさすがの使い勝手の良さ。
あまりの使い勝手の良さのため特筆すべきことはない。
「ボスの指令を制する者がポケモンカードを制する」と言っても過言ではない。