爆炎ウォーカーから収録された「マルヤクデVmax」
前回、「一撃マルヤクデVmaxデッキ」を紹介しましたが、今回のコンセプトは『耐久』!!

「キョダイヒャッカ」
このポケモンについている炎エネルギーの数×40ダメージの追加。 40+
望むなら、ダメージを与えた後に自分のトラッシュから炎エネルギーを1枚選び、このポケモンにつける。
前回記事の引き続きになりますが、ダメージ量は青天井でエネルギーが付くほどに火力が上昇していきます。
今回は耐久よりの調整として、2撃で相手のVmax、GXポケモンを倒していく動きを想定しています。
それぞれの環境デッキに対する戦い方についても以下で考察していきます。
【ダメージ計算】
炎エネルギー数 | ダメージ量 |
2 | 120 |
3 | 160 |
4 | 200 |
5 | 240 |
6 | 280 |
7 | 320 |
8 | 360 |
9 | 400 |
10 | 440 |
炎デッキには「溶接工」があるためエネルギーの加速は比較的容易に行えます。

【デッキの使い方】
このデッキの要となるのは「ボルケニオン」です。
ボルケニオンで後攻フレアスターターを決めることで、勝利確率が一気に高くなります。

■1ターン目に行うこと
理想としては、後攻
『バトル場』ボルケニオン
『ベンチ』マルヤクデV
↑を目標に動いていきます。1ターン目のクイックボールの優先度はボルケニオン≧マルヤクデです。
ボルケニオンだけでも、マルヤクデだけでも最適解ではないため、両方必要となります。
ボルケニオンに炎➀を手張りします。
溶接工を使用してマルヤクデに炎➁加速。
フレアスターターを使用して、マルヤクデに炎➂加速。合計炎⑤となります。
※必要札は、ボルケニオン、マルヤクデ、溶接工、炎エネルギー3枚(巨大なかまど+1枚)
炎エネルギーが2枚しか引けない場合は、ボルケニオンに溶接工➀を行い、マルヤクデに➀手張りしてください。
やることはいたって簡単ですが、ジラーチを絡めて必要札を引きに行くことが必要となるため、回収ネット、ポケモン入れ替えが4枚ずつ投入されています。
■2ターン目以降
2ターン目以降はすぐにボルケニオン又は、マルヤクデVmaxで攻撃を行っていきます。
相手のバトル場がジラーチなどの非エクがいる場合はボルケニオンの「こうねつばくは」を使用してサイドを取っていきます。
その間にマルヤクデVmaxにエネルギーを加速、もう一体のマルヤクデを育てていきます。
優先度としては、マルヤクデVmaxを相手のメインアタッカーを一撃で倒せるまでエネルギーを付けることを目標とします。
ミュウミュウ、三神を倒すのに炎エネルギー6個。ムゲンダイナを倒すために炎エネルギー8個。
青天井の火力と驚異的な速度を武器に基本的に有利が取れます。
■回収ネット採用理由
回収ネットを使用するポケモンはジラーチ、ギラティナの2体です。
『ジラーチ』
溶接工、巨大なかまど、リセットスタンプなどの必要パーツサーチのため、ポケモン入れ替えと回収ネットを駆使して1ターンに数回ねがいぼしを使うこともあります。
先行から開始した場合、バトル場に置いて番を返すのが最適解だと思います。
『ギラティナ』
特殊エネルギーが多い環境で、三神のオーロラエネルギー、ムゲンダイナのハイド悪エネルギー、セキタンザンのストーン闘エネルギーを破壊してテンポロスさせる有能カードです。
回収ネットを1回混ぜることで2エネ破壊することや、マルヤクデの「ねつほうしゃ」と組ませて2エネ分破壊することや、ワンダーラビリンスでムゲンダイナ等の攻撃を1ターン遅らすことも可能となります。